浮気調査の期間 | 目的別の期間と短くするためのポイントを解説します

探偵に浮気調査を依頼したいけど、、

  • 調査期間ってどれくらい必要なの?
  • 短くするためのコツを知りたい

この記事ではこのような疑問、悩みにお応えします。

探偵に浮気調査を依頼するとしても、なるべく早く調査を終わらせてスッキリしたい、次のステップへ進みたいと考え、浮気調査にはどのくらいの期間がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか?

また、浮気調査の期間は浮気調査の費用の金額にも大きく影響します。すなわち、期間が長くなればなるほど、費用は高額となる傾向にあります。その意味でも、なるべく短期間で浮気調査を終わらせたいと考える方も多いでしょう。

そこで、この記事では、探偵に浮気調査を依頼した場合の浮気調査の期間を目的別にみていくとともに、浮気調査の期間を短くするためのコツをご紹介していきたいと思います。

【目的別】浮気調査の期間

浮気調査の期間は浮気調査の目的、すなわち、何のために浮気調査するのか、何のために探偵に浮気調査を依頼するかによっても違ってきます。以下では、浮気調査の目的別に浮気調査の期間をみていきたいと思います。

浮気しているのか知りたい

まず、浮気の証拠のつかんで欲しい、浮気を認めさせたい、再構築を検討している(今のところ慰謝料請求は考えていない)、という場合の浮気調査の期間は最短で1日、長くても1か月程度です。

パートナーと浮気相手とがラブホテルに出入りする場面を抑えることができればベストですが、仮に抑えることができなかったとしても、浮気関係にあることを彷彿とさせる場面(※)を抑えることができれば調査の目的は達成されたも同然です。

パートナーと浮気相手が接触する頻度にもよりますが、少なくとも1か月に数回程度は接触することが通常だと考えると、長くても1か月程度と考えておけばよいでしょう。

※パートナーと浮気相手とがキスをする、ハグをする、手をつないで歩く、二人きりで車に乗ってどこかへ出かける場面など

不貞の証拠をつかんで欲しい

一方、離婚を考えている、パートナーや浮気相手に慰謝料請求することを考えている、裁判を見据えて行動したい、という場合の浮気調査の期間は1か月から3か月程度です。

この場合は「パートナーと浮気相手とが肉体関係にあること」を証明する証拠を集める必要があります。浮気関係にあることを彷彿とさせる証拠だけでは足りません。

肉体関係にあることを証明する証拠の典型例は、パートナーと浮気相手とがラブホテルに出入りする場面を撮影した写真や動画です。しかし、そもそもこうした機会を特定すること自体が難しいですし、交渉等で使える証拠とするには、できるだけ多くの証拠をつかんでおく必要があるため、どうしても浮気調査の期間が長期化してしまう傾向にあります。

浮気調査の期間を左右するその他の要素

浮気調査の期間を左右するのは浮気調査の目的だけではありません。浮気調査の難易度によっても大きく左右されます。すなわち、難易度が低ければ低いほど浮気調査の期間は短く済み、難易度が高ければ高いほど浮気調査の期間は長くなります。

浮気調査の難易度を最も左右するのがパートナーの警戒度です。すなわち、パートナーの警戒度が高ければ高いほど浮気調査の難易度は高くなり、警戒度が低ければ低いほど難易度は低くなります。

その他、探偵事務所の規模や調査力(調査員の数、調査員の知識、経験、機材の内容・数・質など)も浮気調査の難易度(浮気調査の期間)に影響する要素です。しかし、これらは一般の方では見極めが難しい部分です。そのため、事務所側から「(実際は浮気調査の難易度は低いのに)浮気調査の難易度が高い」と言われるとそれを鵜呑みにしてしまい、高額な費用を払わされてしまうケースもあります。

こうした被害に遭わないためには、できる限り複数の事務所に相談し、他の事務所の意見を聞いてみることです。A社では浮気調査の難易度が高いと言われたものが、B社では「たいしたことない」、「低い」などと言われることはよくあります。一社だけの意見にとらわれるのはとても危険ですので注意しましょう。

浮気調査の期間を短くするには?

冒頭で述べたとおり、浮気調査の期間が長くなればなるほど浮気調査の費用は高額となる傾向にありますから、浮気調査はできるだけ短期間で終わらせたいところです。そこで、最後に、浮気調査を短期間で終わらせるためのポイントをご紹介したいと思います。

浮気調査の目的を明確にする

まず、何のために浮気調査するのか、何のために探偵に浮気調査を依頼するのかを明確にすることです。

前述したとおり、浮気調査の目的に浮気調査の期間は大きく変わります。あなたが希望する目的と探偵が考える目的との間にミスマッチが生じないよう、まずはあなた自身で目的を明確にし、それを事務所側にきちんと伝えておくことが大切です。

自分で調査する

次に、探偵に依頼する前に自分で調査しておくことです。

あらかじめ集めた情報の数が多く、質が高ければ高いほど探偵が調査する内容が減り、期間の短縮につながります。もっとも、自分で調査すべきか、探偵に依頼すべきかの見極めが大切です。

自分で調査すべきでないのに無理して調査するとバレる可能性があり、バレるとパートナーの警戒心をますます高め、その後の調査が極端に難しくなります。自分で調査することに少しでも不安を感じたら、はやめに探偵に相談することが大切です。

この記事を書いた人

小吹 淳

こぶき行政書士事務所 行政書士(登録番号 佐賀県22410162)
離婚業務を中心に取り扱っている行政書士です。離婚公正証書、離婚協議書、別居合意書、面会交流契約書、示談書、誓約書等の書面を作成したり、チェックしたりしています。ご相談は回数を問わず「無料」です。ご希望の方はお気軽にお申しつけください。