夫(妻)が浮気してそうで自分で調査したいけど、
- 何からはじめたらいいかわからない
- 自分で調査するのは難しそう
- 自分にもできるかな?
- 誰でも手軽に始められる方法を教えて欲しい
あなたは今、このような疑問、お悩みをお持ちではありませんか?そんなあなたにおすすめしたいのが「日記」をつけることです。他の方法に比べて手軽に始められ、かつ、バレずに続けられる点でおすすめです。
今回は、浮気調査で日記をおすすめする理由や日記のつけ方、注意点、日記は浮気の証拠になるかなどについて詳しく解説いきます。なお、日記以外の証拠や証拠の集め方などについては、以下の記事で詳しく解説しています。
浮気調査で日記をおすすめする理由
それでは、浮気調査で日記をつけることをおすすめする理由をみていきましょう。
誰でも簡単にはじめることができる
まず、何といっても誰でも簡単にはじめることができる、という点です。
準備するものはペンと紙のみ。家にあるもので今すぐにでもはじめることができます。また、尾行のように体力や時間、撮影のように特別な知識、技術も必要ありません。
バレる可能性がほぼない
次に、パートナーに日記をつけている場面や日記そのものを発見される可能性が低いという点です。
浮気調査していることがバレるとパートナーの警戒心が強くなって浮気調査することが難しくなります。また、パートナーとの関係がますます悪化することも想定されます。しかし、日記であればこうした心配をする必要がありません。
行動パターンをつかめる
次に、パートナーの行動パターンをつかめる可能性があることです。日記を継続してつけていくと、徐々に「〇〇曜日はいつも帰りが遅い」、「〇〇曜日はいつも一人で出かけていく」など、パートナーの行動の規則性がみえてくることがあります。行動パターンが見えてくると的を絞った調査をしやすくなり、決定的な証拠をつかみやすくなります。探偵に浮気調査を依頼する場合は、的を絞った調査を依頼でき、調査期間の短縮、調査費用の節約にもつながります。
他の証拠と照合できる
次に、他の証拠と照合することができることです。日記をつけることと並行して、スマホやSNSのチェックなどを行い証拠を集めておけば、これらの証拠と日記とを照らし合わせることができます。照らし合わせることで、「この日は●●に出張と言っていたのに、なぜか××に行っている」などと、パートナーの言動の矛盾点が見えてくるかもしれません。パートナーの言動の矛盾点が見えてくれば、後日、浮気を追及する際の材料にできます。
日記をつける前に用意するもの
日記をつけるために用意するものは何でもよいというわけにはいきません。後日、慰謝料請求など法的な請求をするときに、日記を証拠として活用することも想定し、修正のきかないものを用意する必要があります。
ボールペン
まず、日記をつける際はボールペンを使いましょう。
鉛筆だと消すことができるため、「都合のいいように修正したのでは?」と疑われてしまう可能性があります。その意味では、同じボールペンでも消せるタイプのボールペンも使ってはいけません。
ノート、手帳、日記帳
次に、書きやすいノート、手帳、日記帳を準備しましょう。
ただ、後述するように、日記は
- 日付・曜日
- 客観的事実(出来事、配偶者の言葉・行動)
- 主観的事実(あなたの気持ち・感情、気になる点)
と分けてつけた方がよいですから、分けられるだけのスペースのあるものを選びましょう。
修正を疑われる可能性があることから、スマホやパソコンで日記をつけてはいけません。また、情報漏洩の可能性もあることから、SNSを日記代わりに使うのもやめましょう。
日記に書くべきこと
日記で書くべきことは以下の3点です。
①日付・曜日
日付と曜日は、いつの出来事かわかるようにするため、後で時系列に沿って事実を追えるようにするために必要です。
②出来事、パートナーの言動
日記をつけるのは、パートナーの行動パターンや言動の矛盾点を探し出すためです。そのため、日記には時系列に沿った出来事(客観的事実)を書く必要があります。普段からパートナーに浮気の兆候が出てないか、言動等には細心の注意を払っておきましょう。
③主観的事実(あなたの気持ち・感情、気になる点)
あなたの気持ちや感情などの主観面は出来事等の横の欄に書きます。②の出来事等とわけて書くことがポイントです。なお、日記で重要なのは①と②ですから、③を無理して書く必要はありません。
日記をつける際の注意点
日記をつける際は以下の点に注意します。
手書きで書く
面倒くさいかもしれませんが、日記は手書きでつけましょう。スマホやパソコンでつけてはいけません。
事実を書く
前述のとおり、日記には事実(出来事等)を書きます。たとえば、夫が急にスマホにロックをかけたことに気づいた場合は、
●月●日(●曜日) 夫、スマホにロックをかける
とのみ書きます。また、夫から出張だと言われた場合は
●月●日(●曜日) 夫から「××に△△までと出張。」と言われる
とだけ書きます。事実だけを書くことで、第三者がみてもわかりやすい日記となります。
すぐに日記をつける
日記は、できる限り、記憶が鮮明なうちにつけましょう。あなたが見聞きした生の出来事や言葉・行動を記録する点に日記の意義があります。つけるタイミングを逃したり、時間がない場合はスマホにメモし、後で日記に転記してもよいでしょう。記憶が曖昧となった部分を自作で埋めることは絶対にやめましょう。
継続的に書く
一度、日記をつけようと決心したら、日記が不要となるまでつけ続けましょう。日記を継続的につけることではじめて、パートナーが浮気しているかどうかやパートナーの行動パターン・規則性、言動の矛盾点が見えてきます。
重要部分を写メする
日記の欠点は自分で考えた内容を後で日記に付け足す「付け足し」を主張される可能性があることです。この主張を潰すには日記をつけた直後に該当部分をスマホで写メすることです。写メには日時と曜日が記録されますし、その日時や曜日を改ざんすることはできませんから、スマホの日時や曜日が正確である限り、そのときに日記をつけた証明になります。
タイミング、保管場所に気を付ける
日記をつけるメリットは他の浮気調査と比べてバレずらい点ですが、日記でもバレることはあります。それが、日記をつける場面を見られたり、日記そのものを見つけられた場合です。そのため、日記をつけるタイミング、保管場所には細心の注意を払う必要があります。
日記だけでは決定的な証拠になりえない
ここまで日記をつけることをおすすめしておきながら骨を折るような話ですが、日記だけでは浮気の決定的な証拠にはなりえません。決定的な証拠とは、パートナーと浮気相手とがラブホテルに一定時間滞在したことがわかる動画のように、不貞を証明できる証拠です。しかし、日記だけでは不貞を証明することは困難です。日記+αの証拠が必要になります。
浮気調査に困ったら探偵に相談することも検討を
浮気調査を行うにあたっては目的を明確にしましょう。「離婚や慰謝料請求は考えてないけど、浮気しているかどうか知りたい」という場合はご自分での調査でも足りるかもしれません。
一方で、「離婚や慰謝料請求を考えている」という場合は探偵に相談、場合によっては依頼すべきです。離婚や慰謝料請求の場合は不貞の証拠をつかむ必要がありますが、不貞の証拠をつかむには尾行や張込み、動画撮影などが必要で、尾行や張込み、動画撮影などは探偵に任せるべきだからです。
また、自分で調査することに自信がない場合やパートナーの警戒心が強い場合も探偵に相談、依頼すべきです。こうした場合に無理して自分で調査するとバレる可能性があります。一度、バレるとその後の調査が極端に難しくなりますし、パートナーとの関係修復も難しくしてしまいます。
近年はほとんどの事務所が無料相談を受け付けていますし、費用の見積もりも無料で出してくれます。相談したからといって必ずその事務所に依頼しなければならないというわけではありません。時間の許す限り複数の事務所に相談し、比較検討してご自分に合った事務所を選びましょう。