✔LINEトークを復元する方法を知りたい
✔LINEは浮気の証拠になりますか?
✔LINEをチェックする方法を知りたい
この記事ではこのような疑問、お悩みにお応えします。
今やほとんどの人がLINEで他人とやり取りしていますから、パートナーに浮気の兆候が出始めた場合、まずは「LINEからチェックしてみよう」と考える方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、LINEの浮気調査で浮気を見破る方法やLINEを証拠化する方法、LINE以外の証拠や証拠の集め方などについて詳しく解説していきたいと思います。
LINEが浮気で使われやすい理由
LINEを使い慣れている人にとっては言わずもがなの話かもしれませんが、まずは浮気でLINEが使われやすい理由のおさらいです。
- モバイル端末利用者の9割近くがスマホユーザー
- スマホユーザーの多くがスマホにLINEをインストールしている
- 老若男女を問わずLINEを使っている
- メール、通話が無料
- 絵文字などの機能が豊富
- 浮気相手と密かにやり取りできるための機能(※)が豊富
※自分から浮気相手の名前を変更できる、トーク履歴を削除できる、通知をオフにできるなど
LINEから浮気を見破るポイント
では、ここからは、LINEから浮気を見破る際のチェックポイントを解説していきます。
スマホの扱い方
まずは、普段からパートナーのスマホの取り扱い方をよく観察しておくことです。パートナーの次のような行動が目立つ場合は、浮気を疑った方がいいかもしれません。
✔スマホの画面を常に下に向けている
✔スマホを肌身離さずもっている
✔近寄ったらスマホの操作をやめる、隠す
スマホにロックをかけているか
次に、スマホにロックをかけているかどうかです。LINEはスマホの中にインストールされていることがほとんどのため、スマホにロックをかけているということは、LINEを浮気に使っている可能性があります。
- 【簡単】浮気調査で調べるスマホのロックを解除する方法を教えます!
LINEアプリにロックをかけているか
次に、LINEアプリ自体にロックをかけているかどうかです。スマホではなくLINEアプリにロックをかけている場合も、浮気でLINEを使っている可能性があります。なお、パスコードを入力してLINEアプリを解除することは不正アクセス(※)にあたる可能性がありますので注意しましょう。
※不正アクセス行為の禁止等に関する法律で禁止されている行為。パスコード等の「識別符号」を入力した上で、インターネット(電気通信回線)を通じてスマホやパソコン等の「特定電子計算機」を作動させてスマホ等を使う行為(アプリ使用などを含む)を「不正アクセス」と定義しています。罰則は「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」です。
LINEの通知設定をオフにしているか
次に、LINEの通知設定をオフにしているかです。パートナーのスマホに入ることができる場合は、スマホの「設定」アプリをタップして中に入り、「通知」→「LINE」をタップしましょう。そこで、「通知を許可」がオフになっている場合は、スマホにLINEの通知が来ない設定になっているため、LINEの中に浮気につながる証拠が残されている可能性があります。
非表示リストに登録があるか
次に、非表示リストに登録があるかどうかです。パートナーのLINEを見ることができたる場合は、「ホーム」→「⚙(歯車)(①)」→「トーク(②)」から、「非表示リスト(③)」を確認してみましょう。
非表示リストに入っている人は浮気相手である可能性もあるため、念のため、自分のスマホで非表示リストの画面をスクショしておきましょう。
非表示リストに入った友だちは「友だちリスト」と「トークルーム」から削除されますが、「非表示リスト」の「編集(④)」→「トークルームを再表示(⑤)」を押せば友だちを「トークルーム」に再表示させ、LINEのやり取りを見ることができます。
なお、再表示させた際は、再び非表示にすることを忘れずに。忘れるとチェックしたことがバレてしまう可能性があります。
通知をオフにしているか
次に、メールの受信通知をオフにしているかです。メールの受信通知をオフにしているかどうかは、まず「トークルーム」で浮気相手の可能性がある友だちをタップ(①)→画面右上の📞の横の「三」をタップ(②)します。
すると「通知オフ」というマークが出てきますので、そのマークに「\」が入っているかどうかで確認できます。入っていない場合(③)は通知はオン、入っている場合はオフの状態です。
通知をオフにすると、その相手からのLINEはスマホに通知されないため、通知をオフにしている相手も浮気相手の可能性があるといえます。
友だちの名前を変更しているか
次に、友だちの名前を変更しているかどうかです。浮気相手の本名をあなたに知られたくないとの思いから、浮気相手の本名を変えている可能性があります。
友だちの名前を変えているかどうかは友だちのアイコン(登録画像など)をタップ(①)→登録名の横の「✎」をタップ(②)します。
すると、「友だちが設定した名前」が上部に表示されますから、「友だちが設定した名前」と登録名とが異なっている場合は、パートナーが登録名を変えていることがわかります(③)。
パートナーが登録名を変えている友だちは浮気相手かも?と目星をつけることができます。
LINEスタンプを購入しているか
次に、LINEスタンプを購入しているかどうかです。普段LINEスタンプのやり取りなどしないパートナーがやり取りしているとすれば、その相手はパートナーが特別の好意を寄せている相手、すなわち浮気相手の可能性があります。
パートナーがLINEスタンプのやり取りをしているかどうかは「ホーム」→「⚙(歯車)(①)」→「スタンプ(②)」→「プレゼントボックス(③)」をタップします。
すると「受けとったプレゼント」、「贈ったプレゼント」のタブが出てきますので、そこで、友だちとのやり取りを確認することができます(④)。
浮気の証拠になるトークの内容がないか
次に、浮気相手の目星をつけることができた場合は、その相手とのトーク内容をよく見て浮気の証拠になるようなトーク内容がないかどうかをよくチェックしましょう。集めておくべき証拠の内容は「4」で、集め方は「6」で解説しています。
なお、ご存知のどおり、「未読」のトークをタップすると既読となり、あなたがLINEを見たことがパートナーにバレてしまう可能性があります。どうしても未読のトークを見たい場合はスマホを機内モードにしてから見るとよいですが、一部のスマホ(特に、Android)ではやはり既読となってしまうことがあるようですので注意してください。
トーク履歴が削除されていないか
次に、トークの内容とともに、トークの内容がつじつまがあっているか、不自然さはないか、自然な流れになっているかどうかもチェックしましょう。浮気を疑われるようなやり取りはパートナーが削除している可能性があります。
「トークルーム」のデフォルトの設定では、直近でやり取りした順に上から友だちが表示される仕組みになっています。しかし、「トークルーム」の上にいるにもかかわらず、トークの内容に違和感を感じる場合は、トークの一部が削除された可能性があり、やり取りの相手は浮気相手ではないかと推測することができます。
削除されたトークを復元する方法
トークを見て削除されていることがわかった場合、「その内容を見たい」と思う方も多いはずです。そこで、以下では、iPhoneとAndroidにわけて削除されたトークの復元方法をご紹介します。
iPhoneの場合
iPhoneの場合、現在のLINEアプリをいったんアンインストールした上で、再度ダウンロードします。そして、新しいLINEアプリをタップすると、「トーク履歴の復元」というボタンが出ますから、そのボタンを押せば復元できます。
ただし、この方法が取れるのは、パートナーがトーク履歴をiCloudに保存してバックアップを取っている場合に限ります。パートナーがトーク履歴をiCloudに保存してバックアップを取っているかどうかは「ホーム」→「⚙(歯車)」→「トーク」→「トークのバックアップ」から確認できます。
なお、パートナーが直近のトーク履歴のバックアップをとっていなかった場合、LINEアプリをアンインストールすると直近のトーク履歴が削除され、パートナーに「LINEを見られたのではないか?」と疑われてしまう可能性があります。
また、自分でバックアップをとることもできますが、バックアップをとることでバックアップの履歴が残り、パートナーが履歴を見ることで怪しまれる可能性もあります。こうしたリスクを冒したくない場合は復元を諦めるしかありません。
Androidの場合
Androidの場合は、iPhoneと異なり、LINE自体に復元機能がついています。そのため、LINEアプリをアンインストール&再ダウンロードすることなく復元が可能です。要領は、「ホーム」→「⚙(歯車)」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」を押すだけ。すると、削除されたトークが復元されます。
ただし、iPhoneにも同じことがいえますが、復元したからといって必ずしも目的とするトークが復元するとは限りません。なぜなら、1年前の「A」というトークを復元させたくても、パートナーが「A」のトークを削除した後トーク「B」のバックアップを取っていた場合、復元されるのは「A」ではなく「B」のトークだからです。
また、Androidの端末によっては古いデータ(「A」のデータ)を復元すると、バックアップから今までのトークが削除されてしまうこともあるようです。もし、パートナーがこれに気づいた場合、あなたがパートナーのLINEを見たのではないかと疑われかねませんので、復元には細心の注意を払う必要があります。
LINEは浮気の証拠になる?
これまで見てきたように、LINEのチェックはパートナーの浮気を疑うきっかけには有効な手段です。では、それ以上に、LINEが浮気の証拠になりうるのでしょうか?以下で詳しく解説します。
LINEでは不貞を証明できないことが多い
まず、LINEが浮気の証拠になるには、以下のように、LINEがパートナーと浮気相手とが肉体関係をもったことを推認させるものでなければいけません。
ただ、そもそもこうしたやり取りをしているかどうか定かではありませんし、仮にしていたとしても削除されるなどして見つけ出すことはなかなか難しいかもしれません。
「昨日はありがとう。●●ちゃんとの体の相性は抜群だよ。」
(浮気相手)
「こちらこそ。あそこのラブホテル素敵でした。また、行きましょう。」
(夫)
「今度はもっと激しくもとめちゃうからね。」
(浮気相手)
「笑」
(浮気相手)
「ところで、奥さんにはバレてない?」(夫)「大丈夫。ばっちし対策しているから、そこのところは心配しないで。」
LINEで浮気相手の故意を証明できる!?
一方、LINEで浮気相手の故意・過失を証明できることがあります。浮気相手の故意とは、浮気相手がパートナーを既婚者と知っていたこと、過失とは、パートナーが既婚者と知らなかったことについて落ち度があることです。
浮気相手に慰謝料を払わせるには、この故意(または過失)を証明しなければならないところ、パートナーと浮気相手とのLINEやり取りの中には、浮気相手の故意・過失を証明しうる「嫁」、「妻」、「奥さん」などのワードなどが出てくる可能性があります。
それでもLINEをチェックする意味
このように、LINEを肉体関係を証明する証拠として使うことは難しいかもしれませんが、それでもLINEを調査する意味は十分にあります。
他の証拠との組み合わせが可能
まず、ドライブレコーダーやクレジットカードの利用明細、領収書などのほかの証拠との組み合わせで浮気の証拠として活用することが可能です。
自分の武器となる
また、LINEを調査することでパートナーや浮気相手の行動パターン、パートナーと浮気相手との親密度、浮気相手の個人情報(氏名、年齢、おおよその住まい、職業など)などをつかめる可能性があります。
行動パターンがつかめれば探偵に的を絞った調査を依頼でき、調査期間の短縮、費用の節約につながります。浮気相手の個人情報がわかれば慰謝料の請求書面を自宅や職場に送ることもできるようにもなります。
LINEを証拠化するまでの手順
仮にLINEで決定的な証拠を見つけたとしても、ただ単に確認しただけでは意味がありません。それを後で使えるよう証拠化しておく必要があります。ここではLINEを証拠化するまでの手順・方法を解説したいと思います。
①スマホのロックを解除する
まず、パートナーがスマホにロックをかけている場合、スマホのロックを解除しなければなりません。ここの壁を越えなければ、LINEを証拠化するどころかLINEにすらたどり着くことができません。以下の記事ではiPhoneとAndroid別にロックを解除について解説していますので、よろしければチェックしてみてください。
②自分のLINEに一括送信する
スマホのロックを解除できても、その場でトークをじっくり確認するまでの精神的な余裕はないでしょう。そこで、スマホのロックを解除できたら浮気相手とやり取りしてそうなトークを自分のLINEに一括送信しましょう。
自分のLINEへの一括送信は、「トークルーム」で浮気相手の可能性がある友だちを押す→画面右上の📞の横の「三」を押した後、「⚙(その他)」→「トーク履歴を送信」を押すことで可能です。なお、送信した後はトークに履歴が残りますから、必ず履歴を削除しておきましょう。
③LINEの画面を撮影する
一括送信した後は、内容をじっくり読み、パートナーと浮気相手との不貞関係や浮気相手の故意を証明しうる内容を見つけたら自分のスマホで撮影します。
また、会話の全体を見ると、当事者の意図や関係性などがわかりますので、該当箇所前後のトークも忘れず撮影しておきましょう。余裕があれば、浮気相手を特定できそうな情報(氏名、年齢、住所、職業など)が書かれたトークも確認しておくとよいでしょう。
LINEトーク以外にもチェックしたい箇所
パートナーのスマホに入れた場合、余裕があれば、LINEトーク以外の箇所もチェックしておきたいところです。以下では、LINEトーク以外にチェックしておきたい箇所をご紹介していきます。
スマホの画像・動画フォルダ
まず、スマホの画像・動画のフォルダです。
スマホの画像・動画フォルダには、
- 浮気相手の裸の画像
- 浮気相手とセックスした際に撮影した動画
などが保存されている可能性があります。
こうした画像や動画はLINEトーク以上に証拠価値の高い証拠となる可能性がありますので、できればチェックしておきたいところです。見つけたらご自分のスマホで写メするか動画を撮って証拠化しておきましょう。
- 不倫(浮気)の証拠集め | 集め方など一挙にご紹介します
LINE以外のトークアプリ
次に、カカオ、WhatsApp Messenger、WeChat、Chatworkなどのトークアプリです。
警戒心の強いパートナーだとLINE以外のトークアプリを使っている可能性もあります。スマホに入れたら、これらのトークアプリがインストールされていないかどうかもチェックし、インストールされていたら内容をチェックしておきましょう。
LINEのタイムライン
次に、LINEのタイムラインです。
LINEのタイムラインにも、不貞や浮気の証拠として使える画像や動画がアップされている可能性があります。また、パートナーがフォローしている相手やその相手とのやり取り(コメント)などから、浮気相手を特定できることもあります。
LINEの写真・動画、アルバム
次に、LINEの写真・動画やアルバムです。
LINEトークの右上にある「三」をタップすると、友だちとやり取りした「写真・動画」や「アルバム」を見ることができます。ここには浮気相手とやり取りした写真や動画が削除されずに残っている可能性があります。トーク履歴は削除していても、写真や動画は削除し忘れていることがありますのでチェックしてみるとよいです。
SNS
次に、SNSです。
facebook、twitter、Instagram、TikTokのいずれもメッセージ機能があり、LINEの代わりに浮気相手とやり取りしている可能性があります。また、アカウントをチェックしておけば、あとでご自分のスマホからパートナーのSNSをチェックできて便利です。
お気に入りフォルダ
最後に、お気に入りフォルダです。
トークアプリやSNSのほかに、出会い系サイトでやり取りしている可能性もあります。出会い系サイトはお気に入りフォルダに登録されている可能性がありますので、チェックしてみましょう。
LINEの浮気調査をする際の注意点
最後に、LINE(スマホ)をチェックする際の注意点についてみていきましょう。
調査は慎重に
まず、とにもかくにも、パートナーに浮気調査していることに気づかれないことです。
スマホのロックを解除するタイミング、スマホを手にとった後のスマホの位置・置き方など些細なことまで気を配る必要があります。浮気調査していることがバレると、パートナーの警戒心が高まって、以後の浮気調査が難しくなります。また、パートナーとの関係が悪化し、関係修復が難しくなり、離婚するしか選択肢がない状況になってしまう可能性もあります。
諦めも肝心
次に、スマホやLINEから浮気の証拠を得ることが難しい、と感じた場合は潔く諦めることも肝心です。
スマホやLINEにこだわりすぎて、パートナーに気づかれると元も子もありません。スマホやLINE以外からでも証拠をつかむことは十分可能です。スマホやLINEでの証拠集めに限界を感じた場合は、他の方法で浮気の証拠を集めることを検討してみましょう。
法的責任を問われる可能性も
最後に、万が一浮気調査していることがバレた場合は、民事・刑事の責任を問われる可能性があることです。
パートナーのスマホを勝手に見る行為はプライバシー権の侵害にあたり、パートナーから損害賠償請求されるおそれもあります。不正アクセスにあたる場合は警察に被害届を出され、最悪の場合、刑事罰(3年以下の懲役又は100万円以下の罰金)を科される可能性もありますので注意が必要です。
LINEで証拠をつかめないなら探偵に相談を
ここまでLINEの浮気調査の方法などについて解説してきました。繰り返しになりますが、LINEで決定的な証拠をつかめる可能性はそれほど高くはありません。
にもかかわらず、パートナーにバレるリスクがあり、いったんバレるとその後の証拠集めが極端に難しくなります。また、法的責任を問われる可能性があることも前述したとおりです。
そこで、ご自分で浮気調査をはじめるにあたっては自分で浮気調査できるのか、探偵に依頼すべきかの見極めが非常に大切です。探偵に依頼すべきケースなのに、無理して自分で浮気調査すると失敗する可能性があります。
探偵に依頼すべきケースとは「浮気相手に慰謝料請求したい」、「離婚を考えている」という場合です。こうした法的な請求をする場合は不貞の証拠を集める必要があり、そのためには尾行や張込みなどを得意とする探偵の力がどうしても必要です。
自分で尾行や張込みなどを行うことも不可能とはいえませんが、尾行や張込みは体力や根気、専門的な知識、豊富な経験を兼ね備えていなければまず成功しないといって過言ではありません。また、車や自転車で尾行する場合は事故の危険があり、おすすめはできません。尾行や張込みなどの高度な技術力が必要な調査を必要とする場合は探偵に相談、依頼しましょう。