✔ 浮気を辞めさせるにはどうしたらいいのでしょうか?
✔ 浮気を辞めさせるときにやってはいけないことはあるのでしょうか?
この記事ではこのような疑問、お悩みにお応えします。
パートナーに浮気されたかも?と感じたとき、離婚の二文字が頭をよぎる一方で、何とか浮気を辞めさせて、かつてのような関係に戻れないか、戻りたいたいと思う方も多いのではないでしょうか?
そこで、まずはじめに、パートナーが浮気を辞めない原因をみていきましょう。パートナーが浮気を辞めない原因がわかれば、浮気を辞めさせる方法がわかるかもしれません。
その後、では、パートナーに浮気を辞めさせるためにはどのような手順を踏めばよいのか、準備編からパートナー・浮気相手との話し合いのやり方などについてもご紹介していきます。
浮気を辞めない原因
それでは、さっそく、パートナーが浮気を辞めない原因(浮気の原因)からみていきましょう。パートナーが浮気を辞めない原因がわかれば、浮気を辞めさせるために何をやればいいのかがわかるかもしれません。
浮気を辞めさせるには?【準備編】
パートナーに浮気を辞めさせるには、最終的にはパートナーときちんと向き合って今後に向けた話し合いをする必要があります。ただ、何の準備もなく話し合いを切り出しても、辞めさせるどころか浮気に拍車をかけてしまう可能性もあります。
つまり、パートナーに話し合いを切り出す前に、あなたの方でしっかりとした下準備をしておく必要があります。ここでは、パートナーに話し合いを切り出す前にやっておくべき準備の内容をご紹介していきます。
過去を振り返る
まずは、過去のパートナーに対する言動や振る舞いを振り返り、何かいけなかったことはなかったか考えてみましょう。
浮気は「する方」が悪いのは当然ですし非難されるべきです。しかし、よくよく冷静になって考えてみると、あなたにまったく落ち度がなかったかといえば、そうとは言い切れない面もあるかもしれません。
浮気する人の多くはパートナー(あなた)や今の環境に何かしらの不満やストレスを抱いています。パートナーに浮気を辞めさせるには、その不満やストレスが何なのかをあなたなりに特定し除去していくことが求められます。
浮気調査して証拠を集める
また、同時に浮気調査して証拠を集めておくことをおすすめします。
パートナーや浮気相手との話し合いで浮気のことを追及しても、はじめは「やってない」としらを切られる可能性が高いです。そうした対応に冷静に対処するには、あらかじめ浮気調査して証拠を集め、事実関係をある程度把握しておく必要があります。
浮気調査はご自分で行うこともできますが、パートナーの警戒心が高い場合、尾行や張込み、決定的な場面の写真・動画撮影などはとても難易度が高い調査を必要とする場合などは探偵に依頼すべきです。
誓約書(または契約書)の原案を作る
浮気している可能性が高いことがわかってきたら、誓約書(または契約書)の原案の作成にとりかかりましょう(誓約書はパートナーだけを拘束する書面、契約書はお互いを拘束するという点が大きな違いです)。
必ず作らなければならないわけではありませんが、口先だけで終わらせるより、文字に残しておいた方があとで言った・言わないのトラブルとなることを防止できますし、何より浮気防止にもつながります。
また、自分で作ることで、パートナーに浮気を辞めさせるために、何を誓約させたらいいのか、どんなルールを作ればいいのか頭を整理することができ、その上で話し合いに臨むことができます。
浮気を辞めさせるには?【話し合い編】
誓約書(または契約書)の原案を作成し、気持ちの準備ができたらパートナーに話し合いを切り出します。
パートナーとの話し合い
もっとも、パートナーに話し合いを切り出すには話し合いの準備が必要です。話し合いの準備とは、話し合いをする場所や間に入ってくれる人が必要かどうか、必要だとして誰に頼むのかを検討することです。また、話し合いの切り出し方やタイミングにも注意が必要です。
話し合いでは、修復を目指す以上、まずはパートナーに対する感謝や労いの気持ちを表すことからはじめましょう。パートナーはあなたから何を言われるか身構えていますから、感謝や労いの気持ちを表すことでパートナーの心の緊張がほぐれ、その後の話し合いがスムーズにいきます。
浮気相手との話し合い
パートナーに浮気を辞めさせるには、浮気相手とも今後について話し合う必要があります。話し合いでは、少なくともパートナーとの関係解消、今後の接触禁止を誓約させることが必要でしょう。
また、修復を目指す場合は、パートナーはもちろん浮気相手にも慰謝料請求しないことが多いですが、浮気相手の態度によっては請求することも検討しましょう。話し合いで条件について合意できたら示談書にサインさせて慰謝料を指定の口座に振り込ませます。
浮気を辞めさせる際にやってはいけないこと
ここからは、パートナーに浮気を辞めさせるときに絶対にやってはいけないことをご紹介していきます。
本気で離婚を切り出す
まず、はじめから本気で離婚を切り出してしまうことです。離婚という二文字を出すことで、パートナーのあなたに対する「敵対心」に火をつけ、パートナーの心をあなたからますます遠ざけ、修復を難しくしてしまう可能性があります。離婚の二文字を使うにしても、本気ではなく、どこかの会話でさらっと使う程度にとどめておきましょう。
放置、見てみない振り
次に、放置や見てみない振りをすることです。確かに、浮気されたショックで事実から目をそらしたい気持ちになることはわかります。しかし、このまま事態を放置するとパートナーの浮気はエスカレートする一方かもしれません。「鉄は早いうちに打て」という言葉があるように、パートナーに浮気の兆候が出た段階ではやめに行動に移すことが大切です。
過度に問い詰める、責める、要求する
次に、パートナーを過度に問い詰めたり、責めたり、無理な要求をすることです。確かに、浮気されれば悔しいですし、腹立たしい気持ちになることはわかります。しかし、今現在、パートナーの心はあなたから離れている状況です。パートナーを過度に問い詰めたり、責めたり、無理な要求をする前に、あなたの方から変わっていくことが求められます。
過度に追及しすぎる
また、パートナーを過度に追及しすぎることにも要注意です。人は寛容な態度を示す人に好意を抱く傾向にあります。悪いことをした、迷惑をかけたという自覚があるパートナーであればあるほど、必要以上の追及を受けたくないと考えているでしょう。パートナーをいくら追及しても過去を変えることはできません。気持ちを未来に向けて切り替えていきましょう。
犯罪行為
次に、犯罪行為です。浮気を辞めさせようと感情的になり、以下にあげるような行為に出ると逮捕や刑罰(懲役・罰金など)につながる刑事事件、損害賠償請求・慰謝料請求などにつながる民事事件に発展する可能性があります。絶対に辞めましょう。
・ twitterなどで浮気のことを暴露する
・ 浮気相手の職場に電話する
・ 暴力、脅迫、恐喝
・ 誓約書のサインへの強要
浮気相手を非難する
次に、話し合いやSNSなどを通じて、浮気相手を非難することです。内容によっては名誉毀損などで訴えられる可能性もあります。また、パートナーと浮気相手との関係が完全に断ち切れていない場合、パートナーの心はますますあなたから離れ、浮気を辞めさせることが難しくなってしまう可能性があります。
浮気する
最後に、自分が浮気することです。浮気された人の中には、「自分の苦しい気持ちをわからせてやる」と思って、あえて浮気する人もいますが、逆効果です。あなたが浮気すると、浮気している手前、後ろめたさからパートナーを本気で浮気を辞めさせることができないでしょう。パートナーに浮気を辞めさせたいのであれば、自分から浮気してはいけません。
それでも浮気を辞めない場合は?
あなたがいくら努力しても、パートナーが浮気を辞めない場合は別居、あるいは離婚を視野に入れる必要があります。
別居(の準備を)する
修復の可能性が少しでも残されているのであれば別居してみることも一つの方法です。パートナーが予想していなかった場合は、別居を切り出すことで、あなたの本気度をパートナーに伝えることができます。また、お互い離れてみることで、お互いの大切さを実感でき、修復につながる可能性があります。
もっとも、別居するにしてもきちんとした準備と話し合いが必要です。準備不足、話し合い不足のまま別居すると、別居後の生活に困りますし、お互いの気持ちが離れていくばかりで修復どころか離婚に突き進んでしまう可能性があります。別居するにしても、何のために別居するのかお互いに目的を共有し、修復を目指すのれあれば、できる限り短期間の別居にとどめておいた方が無難です。
離婚(の準備を)する
一方、パートナーの心があなたから完全に離れ修復の見込みがない場合は、離婚前提の別居の準備を進めるか、同居のまま離婚の準備を進めます。なお、パートナーに離婚を切り出すのも、別居と同様に、離婚の準備を終え、離婚後の生活を取り除けてからが基本です。
準備不足のまま離婚を切り出すと、離婚後の生活に(特に、経済的な面で)困り、離婚したことに後悔する可能性もあります。一度パートナーに離婚を切り出すと後戻りすることは難しいですから、本当に離婚して後悔しないかどうか十分に検討した上で、離婚の準備を進めるようにしてください。
まとめ
パートナーに浮気を辞めさせるには、まずはどうしてパートナーが浮気を辞めないのか、浮気を続けるのか考えてみましょう。浮気を辞めない、浮気を続ける原因の中に、浮気を辞めさせるためのヒントを見つけることができるかもしれません。
パートナーに浮気を辞めさせるには、最終的にはパートナーや浮気相手と今後について話し合う必要がありますが、その前に、過去を振り返ったり、浮気の証拠を集めるなどの事前準備をしっかり行うことが大切です。
あなたの賢明な努力にもかかわらずパートナーが浮気を辞めない場合は、別居や離婚も視野に入れる必要があります。ただし、DVを受けているなど一定の例外を除いて、パートナーに別居や離婚を切り出す前に入念な事前準備を行うことが大切です。